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Office for Macの初期インストール時の問題
問題の事象
Office 2016 Macをmac OS High Sierraで利用しようとすると、このバージョンではMacに対応していない旨のアラートが表示されるにもかかわらず、アカウントによるライセンス認証に失敗し、かつ更新もできない(適用できる更新プログラムがアップデートプログラムによる検索結果に出てこない)ような結果となる場合があります。
執筆時点の私のMacの環境は、macOS High Sierra Version 10.13.6です。
このMacに、Office 2016 for Mac 15.14 をインストールしました。
初期インストールでは、ライセンス認証が求められます。しかし、アカウント認証で正しいアカウントを入力しているにもかかわらずライセンスがない旨のエラーメッセージが返ってきます (Error Infoもなんか正しくない気がする)。
アップデート適用が必要なのですが、通常の手順ではうまく動作しないことがあります。
原因と解決策
諸悪の根源はアップデートがそもそも出来ないこと
原因はアップデートがあるのに、アップデートプログラム自体が古いためアップデートが検索できないというなんとも愚かな理由です。何のためのアップデートプログラムなのか・・・
とうわけで単純にアップデートプログラム自体をネットからダウンロードしてきて、手動で更新し、ちゃんとアップデートプログラムを検索できるようにしてあげます。
なんと手間のかかるアプリケーションだこと。OfficeがApp Stoteに登録されればいいのに。
Microsoftサイトから更新プログラムを確認
以下のサイトには、Officeの更新プログラムの入手先が一覧化されています。
Auto Updateをインストールしたくない方は、こちらから各アプリケーション(関連Office製品)の更新プログラムを直接入手して適用してもいいかもしれません。今回は、単純にAuto Updateのみを入手して、このプログラム経由でアップデートを各アプリケーションに適用させます。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/officeupdates/release-notes-office-for-mac?redirectSourcePath=%252fja-jp%252farticle%252fOffice-2016-for-Mac-%25e3%2581%25ae%25e3%2583%25aa%25e3%2583%25aa%25e3%2583%25bc%25e3%2582%25b9-%25e3%2583%258e%25e3%2583%25bc%25e3%2583%2588-ed2da564-6d53-4542-9954-7e3209681a41
Auto Updateは、以下の「Microsoft Auto Updateの更新パッケージ」が該当します。
Auto Updateによるアップデートの適用
Auto Updateをインストールし、Auto Updateを起動、更新のチェックを行います。ここでは自動で更新チェックすることは整合性を自分で管理するために望ましくないため、手動での処理としました。
すると更新プログラムが見つかりますのでダウンロードし適用します。
更新後のOfficeのライセンス認証
更新後はライセンス認証がパスできるようになっているかと思います。また、各アプリケーションが問題なく動作することが確認出来るはずです。
解決策は以上でした。お疲れ様でした。