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ホントの話?
ホントの話のようです。
今更ながら、Microsoft Business Application Summit 2018のShellyのビデオを見た。
Dynamics 365 for Finance and Operations (D365FO)は”Enterprise向け”のERPですが、Evergreenにするようです。
ほう、Evergreen。
おいおい・・・Evergreenってなんだ?
エバーグリーン (Evergreen) は、常緑、不朽を意味する英語の名詞・形容詞。 音楽では「時を経ても色褪せない名曲」というニュアンスで使われることがある。
- エバーグリーン・グループ – 中華民国を拠点に海運・航空・ホテル業などを行う会社。
- エバーグリーン航空 – アメリカ合衆国の航空会社。エバーグリーン・グループとは無関係。
- エヴァーグリーン・エンタテイメント – 東京都港区にある芸能事務所。
- エバーグリーン (漫画) – 原作・竹宮ゆゆこ、作画・カスカベアキラ。
- エバーグリーンインターナショナル – 大阪府大阪市西区に本社を持つ釣り具メーカー。
- Evergreen – GENERATIONS from EXILE TRIBEの楽曲。
- evergreen – HYDEの楽曲。
- evergreen – MY LITTLE LOVERの楽曲。
- Evergreen – 高橋瞳の楽曲。
- evergreen – 星村麻衣の楽曲。
- evergreen – 秦基博のの楽曲。
- EVERGREEN – moumoonの楽曲。
引用:Wikipedia
いつもありがとう、Wikipedia。
なるほど、常に同じ状態(=最新のアップデートが適用されている)に持っていきたいということらしい。
そういえば、Xナレ(Dynamics 365のパートナー会)で複数バージョンをMSがもう保守できないと言っていたというのを聞いた(私は出席できなかったが、知り合いのパートナーさん経由で聞いた)。
これやったらヤバイですね。基幹系なのに、ソースコードのアップデートもどんどん適用されていく。
以前はそのソースコードのアップデート適用は適用期間が長め(数年以内)に設定されていたが、Application release 8.0から1年になった。その意図がこれか。ようやく理解した。
どうやってアップデートを適用する?
一応、Opt-in方式で影響の少ないところからアップデートを適用できる様子(下記3. Opt-in production updates)。その後、結局全部適用しなきゃいけないので、そこは気をつけないといけない。
どれぐらいの間隔でアップデートが発生する?
今後はバイナリーアップデート(AOS等)のアップデートの他、X++アップデートもどんどん適用となる。しかも、この全部入ったアップデート適用が年に2回発生。
これは開発スタイルを考えさせられる。
間違いなく、見直ししなければならない。
開発スタイルはどう変わる?
もちろんExtensionsで追加開発を実装することになるが、X++アップデートも含めて適用期間が短くなる以上、ソースコードを書くことは最低限になる気がする。
帳票ちょろっとExtensionして、画面はPowerApps等で作って、それ以外基本的に標準機能で実装しないと、保守不可能(アップデート適用の工数かかりすぎる?)となるような気がした。
ExtensionリクエストはLCSから上げ易くなったことだし。
いやいや、帳票のExtensionsさえ、Data EntityとExcel/Word連携でテンプレート作成という標準機能で実装したほうが良いかもしれない。
Data EntityもどんどんVersion上がってきているが、過去のEntityは一応残してくれている印象。例えば、Customer Entityの場合、もうVersion 3.0まで来ている。でも、V1も残っている。以下はApplication release 8.0のCustomer Entity。
開発スタイル・・・悩み中だけどまとめ
- 帳票:Extension or Excel & Word template開発
- 追加画面:極力PowerApps / 標準UIの大規模修正&機能追加が必要な場合はExtensions利用検討
- 画面修正:極力Personalization
- データ連携:OData&データ管理プラットフォーム(大容量データに向かない場合もあり)& Logic Apps
もうちょっと情報出てからですが。
そのための機能拡張ツールはMicrosoftから標準でかなり出てきています。この辺を使い倒して行くしか無いですね。