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Version 10 へのアップデート手順(One versionポリシー)

2019年4月にリリースが予定されているDynamics 365のVersion 10ですが、このバージョンから毎月のアップデート、またメジャーリリースは半期に一回行う必要があります。

今回は、Finance and OperationsのOne versionポリシーに対応する必要な作業の一つとして、開発環境へのアップデート適用手順を紹介します。  

 

ちなみに、いわゆるパッチ適用の手順は若干操作が異なりますので、その件はこちらで紹介しております。以下のポストをご確認ください。

D365FOへのUpdateの適用手順(パッチファイル)

 

また、Evergreen(One versionポリシー)の話はこちらでまとめております。ご参考ください。

Evergreen! D365FOは自動アップデート適用へ

 

目次

概要

全体の流れは以下の通りです。 作業としてはたった2ステップ実施することでアップデートができます。かなり簡単になったものです・・・。  

以前はRDPしてアップデートをLCSからダウンロードして、そのファイルをVisual Studioで適用する必要がありましたがその作業も不要になりました。今後RDPは不可となるため、着々と準備が進んでいるようです。

手順

対象のプロジェクトのAsset libraryに入り、Importを実施します。

 

  対象のDeployable Packageを選択します。

 

  SAVE TO MY LIBRARYで自分の環境でアップデートファイルとして利用できるようにします。

 

  次に、適用したい環境の管理画面に入り、Apply updatesを選択します。

 

  先程保存したファイルを選択して、適用します。

 

  完了するまで待ちます。

Preview releaseの場合、8.1.3バージョンが必要ですが、それからのUpdateには約2時間かかりました。

 

  エラーなく完了した場合、Sign-offを選択します。もし、エラーが有った場合、内容によってはClose with issuesを選択して後で管理できるようにします。

 

  これで完了です。   参考になれば幸いです。

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