モデル駆動型アプリにはDataverse のファイルを添付することができる機能として、タイムラインが用意されています。この機能を使うと、テーブルの行に複数のファイルを関連付けることができるだけでなく、Dataverse 検索のインデックス作成の対象となります。
この便利なメモテーブルですが、添付されたファイルをクラウドフローで利用するには少しクセがありますのでご紹介します。
メモテーブルにはドキュメント列があり、この中にデータを直接テキスト形式に変換して保持しています。そのため、Dataverse のレコード場は複数行テキスト形式として管理されており、ご覧の通りBase64形式に変換されています。
これが理解できるとPower Automate で利用するのは簡単です。
Base65ToBinary
式を利用してドキュメント列のデータをバイナリ形式にすることで後続のフローにてコンテンツとして利用することができます。以下は例としてAI Builder で利用したものです。
このように実行することができます。
以上、ご参考になれば幸いです。